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2024年3月19日
【簡単!!実践していました!】子育て中に大事にしなけれないけないことはたった一つです!
子供の学校成績が芳しくなかったり、情緒不安定だったり先生から落ち着きがない、など発達障害かなと疑ったりしたことはありませんか。また勉強している割には成果がでないなと悩んでいたりしませんか。
もしかして、睡眠不足からきているかもしれません。
子供の成長期に睡眠不足はとても危険で一生後悔しかねない状況になるかもしれません。そんな子供を持つ親御さんは今一度子供の睡眠を見直してみてください。
睡眠時間を増やせば頭がよくなる
睡眠は私たちが思っているより大切なものです。睡眠を削ってまで勉強時間や習い事に時間を使ってしまうと本末転倒になりかねません。
睡眠不足による弊害
なんと睡眠が多い子供ほど、脳の海馬が大きいという研究結果が出ています。
逆に睡眠不足になると海馬が大きく育たないということになります。海馬は記憶に大きく関わる脳の一部で、長期的記憶を司る大脳皮質に貯められる前に海馬で新しい情報を短期記憶される役割を果たしています。
睡眠不足は十分に睡眠をとっている子供に比べるとメンタルヘルスが悪く、問題行動が多く、認知能力が低いと専門家は明言しています。日本の様々な機関の調査で、睡眠不足の子供(就寝時刻の遅い子供)はイライラしていることが多く感情が不安定で自己肯定感が少ないと分かっています。
近年のOECDの調査によると日本の睡眠時間は世界の中でも一番短く、大人の就寝時間に子供は影響されているのが原因と考えられます。
子供の慢性的な睡眠不足の影響は大人よりも大きく、海馬が完全に育たないまま大人になってしまって成長が止まるという取り返しのつかないことになるからです。
学校での問題行動や認知能力の低下を心配している方は、もしかしてお子さんの睡眠不足が原因かもしれません。
睡眠の必要性
疲労回復
睡眠は身体とともに脳を休息させ疲労を回復する働きがあります。
脳は実は24時間ずっと働き続けています。もちろん活動モードは起きている状態と違います。コンピューターで言うとスリープ状態で外界から切り離されているだけで、決して電源が切れているわけではありません。
何か強い刺激がない限り起きないというだけ、睡眠中に脳の中はメンテナンス作業を行っています。
記憶の定着
睡眠によって言語化できる勉強の記憶だけでなく、言語化できないスポーツなどの運動や楽器の演奏の記憶も残りやすく、その技術はより良くなるということがわかってきます。一晩寝たら何かができるようになったという経験があると思いますが、それは睡眠によって起こった現象なのです。
睡眠によってパフォーマンスが上がることは科学的に証明されています。
このように学習や技術を定着させるためには睡眠が大事で、徹夜の勉強は非効率とも言えるでしょう。
睡眠に欠かせない3つの事
睡眠の量
睡眠時間は個人差は多少ありますが、その子にあった睡眠時間を子育てに最優先に考えて必ず確保してあげましょう。
子供に多くの習い事をさせて、色々身につけさせたいと思う親御さんは多いと思いますが、その習い事で睡眠不足になるので本末転倒です
短時間でも元気という子供もいるかと思いますが、疲労を感じていないだけで自称ショートスリーパーかもしれません。実際にショートスリーパーはごく稀です。寝かしたらもっと寝られることもありますので、睡眠の量を見直してみてください。
睡眠の質
睡眠は質で量はカバーできないので、まずは睡眠の量を確保してから質を見直しましょう。
- 暗くする
- 静かにする
- 快適な温度と湿度を保つ
寝室は基本的に真っ暗にするのが好ましいです。真っ暗が嫌な場合はフットライトでも大丈夫です。
スマホはブルーライトが出ているのでよくないと言われていますが、寝室に持ち込むことは決して睡眠を妨げるわけではありません。一番気をつけないといけないのは、ゲームやSNSなどです。いわゆるスマホと相互に作用する働きのあるものは脳が活性化して覚醒作用が働いてしまいます。
自分がリラックスできるようなミュージックビデオや刺激のないコンテンツビデオなどは大丈夫とある専門家は言っています。読み聞かせのYouTubeはNGではないでしょう。
画面もナイトモードにして明るさに注意しましょう。
人間の聴覚は眠っている間にも働いているので、人間の話声などは睡眠の質を下げることになります。話し声はコミュニケーションツールで人の声は覚醒作用があって非常に敏感になります。子供の就寝時間になって布団に入ったらまわりは話し声に注意しましょう。
今や寝室にエアコンをつけている家庭が多くなっているでしょう。最近では夏は熱中症予防のためと節電のためにエアコンをつけっぱなしで寝ている方が増えてきているようですが、これは睡眠環境にもよく、睡眠の質を高めてくれます。また冬も寝室を適温摘湿に保ちてることが、日中の行動に脳はよい影響を与えてくれるでしょう。
睡眠のリズム
休みの日に寝だめしておく家庭が多いと思いますが、寝だめというのではなく、寝不足を補っているだけです。
週末や休みの日に子供が起きてこない場合は普段寝不足しているということになります。人間は十分に寝ていたらそれ以上眠ることはできないので寝だめということはありえません。
平日は夕方もしくは夜までの習い事のあとに自分の好きな時間を作るとなると、夜型生活になっているケースが珍しくなく、その分週末に遅くまで寝ているなど睡眠の不安定な子供は成長期により悪影響が大きくなり、メンタルヘルスが悪く、問題行動が多く、認知能力が低いことにつながります。
中学以降の不登校生徒の半数は睡眠リズムの乱れからともいわれています。朝起きられないのが原因でそれは小さいころからの睡眠習慣を引きづってきているからなのです。
小さい年から朝方生活にして朝起きた時に窓の外を見たり外に出て明るい光を浴びて、体に「朝だ!」と認識させることによって朝方習慣が身に付き夜の睡眠を促してくれます。また夜はなるべく照明を暗くして体に「夜だから寝る時間だよ!」と認識させてリラックスモードにして睡眠モードに持っていきましょう。
睡眠グッズ
子供の睡眠不足の弊害は大きいと述べてきましたが、大人の睡眠不足も看過できません。もちろんがんのリスクや糖尿病、うつ状態の原因にもなりますし、他人への親切心も損なわれいわゆる嫌な奴の性格にまでなりかねません。
睡眠を今一度家族で見直してみてはいかがでしょうか。
睡眠グッズを変えることで睡眠習慣も変えられるかもしれません。
睡眠環境を少し変えて早く就寝できるようにしてみてはいかがでしょうか。